吉田の朝は早いですね。 午前4時ぐらいには、明るくなりますね。 夏でも涼しくて、すがすかしく、 とても気持ちがいい。 九州育ちの私としては、 吉田が好きになるひと時です。 |
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夏の朝というと朝顔を見たくなります。 朝顔は、奈良時代に《薬用》として、中国より導入されました。 当初は、青色のみだったそうです。 小学校の一年生の夏休みの宿題でもおなじみですが、 私の宿題も私が大人になるまでずーと実家の庭で世代交代 しながら咲いていました。 |
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東京ずまいのころ、息子が生まれた年に、『入谷の朝顔市』に出掛けて、大輪の朝顔の鉢植えを購入しました。 しかし、鉢植えは、種を取って次世代につなげるには難しかったです。 『入谷の朝顔』が有名になったのは、明治中期ごろ、植木師成田屋留次郎の活躍によるものです。 成田屋は、変化咲《今の朝顔とは形のまったく違う花の形》の名人でもあり、当時有名な画家をもちいて図説を発刊したり、 『花合わせ会』などを各地でひらいたりして、『入谷の朝顔』を広めたようです。 『入谷の朝顔市』の場所は、入谷鬼子母神周辺で、開催は、牽牛星と織姫が一年に一度会う七夕にちなんで、7月6・7・8日です。(朝顔の種子を牽牛子とも言うそうです。) しかし、一般的には、花の咲く時期ではないので、ビニールハウス栽培や特別な栽培方法による物のようです。 |
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一級建築士 田辺 小百合 |